里と物語
ずっと夕暮れの、ともしの里
オープニングと、ゲームのはじめで分かるところまで。つづきは、遊んで たしかめてね。

その一
ずっと夕暮れの里
山のふもとに、提灯がたくさんともる里があります。
ここでは、お日さまが しずみきりません。いつも、夕暮れのままです。
「けど、この辺りは、ずっと夕暮れのままでね。」ともばあ

その二
あなたは、里の新入り
あなたは、この里に越してきたばかり。ともばあが、山道をつれてきてくれました。
里の人は、来たわけを聞きません。「おかえり」とだけ、言ってくれます。
「ほら。ともしの里だよ。」ともばあ

その三
くらしの火が、灯りになる
かまどの火、おだんごの湯気、畑の実り。里のくらしから生まれた 小さな火を「ともし」と呼びます。
ともしが集まると、里の灯りが ひとつ ともります。
「ぜんぶ、灯りになる。」ともばあ

その四
山に迷った火
ともしは、山の妖(あやかし)の声に呼ばれると、ふらりと ついて行ってしまいます。これが「迷い火」です。
ともばあは、毎ばん 里の灯りを数えています。
「……今夜は、ひとつ足りないねぇ。」ともばあ

その五
戸番の提灯
あなたは、里の入り口の番「戸番(とばん)」になります。
ともばあから、顔のある提灯「ひぶくろ」をもらいました。山では、ひぶくろが いっしょに いてくれます。

その六
鳥居から、山へ
鳥居の先は、妖の山。迷い火を見つけて、里へ つれて帰りましょう。
妖は、悪い子ではありません。灯りが恋しくて、よってくるだけ。はらうと、きれいに洗われて 帰っていきます。
この先は、里で。
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